岡崎乾二郎 視覚のカイソウ

愛知県豊田市、初めての訪問です。
豊田市美術館に行ってきました。
名古屋からだと電車で1時間弱。

広くてゆったりとした美術館。
1F〜4Fまでという、かなりのボリュームのある展示を
時間をかけて見ました。
初期の作品から最近のタイルの作品まで。
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日曜美術館で色々見てから行ったけれど
実際に「あかさかみつけ」や「おかちまち」が
等間隔にずらりと並んでいるのを見て
作品の軽やかさと反比例するような熱量を感じました。
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ポリプロピレン板やスチレンボードなど
とても身近な材料を使っていて
それが建築的なレリーフになっているのだけど
私が一番思ったのはその「塗り」
うまく言えないけど、アート方向に投げ出す塗りだなぁ、と。
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自分の側に引っ張ってくる「塗り」というのもあって
実際に作品を作っていると、そこを行ったり来たりしてしまう。
特に私の場合は、イラストも描くので
アート側に投網を投げるように放り出される感じがとても良かったなぁと。
それは大きなタブローでも同じで、
何を描くかではなく、描くこと自体を掘り下げる方向の人には
わかるんじゃないかなぁ、とぼんやり思ったりしながら…。
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そしてデザインもやっとる私の、もう1つの気になるポイントはここ。
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表側のタイトルにグラデを使っているのだけど
裏側チラシの本文の一部にもちょっとだけグラデがかかっている。
そしてリード文の一部が作品の画像にかかっている(バックだけど)
そういうところで「ほほぉ」とか「ふむふむ」とか思う私はヘンタイでしょうか(笑)

豊田市美術館、とても良かった。
常設展も見たし、ミュージアムショップもじっくり見ました。
ピンポイントでプチ弾丸ツアーだったので
今度はお茶室やレストランも行ってみたい。
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